静岡県焼津市で90年続く3代目の歯科診療室

インプラント

インプラントイメージ

インプラントイメージインプラント治療とは

何らかの理由で歯を失ってしまった場合、正確には歯の根を失ってしまった方に人工の歯根を埋め込み、その上にさし歯を装着するのがインプラント治療です。
歯というのは歯の根さえ残っていれば、さし歯を作製することができますが、根が何らかの理由で残せない時にインプラントが必要になっていきます。

 

インプラントのメリット・デメリット

●メリット

  • 自身 の歯と同じように話ができます。
  • 自身の歯と同じような感覚で咀嚼ができ、会話をする際も違和感なく可能です。
  • 噛む力も天然の歯と遜色なく得られます。
  • 術後は天然歯と見分けがつかないほど自然です。
  • 周囲の歯を削ったり抜いたりすることなく、自身の歯を保つことができます。
  • 機能面と見た目の美しさの両方を兼ね備えた手術です。

●デメリット

  • 外科的な手術が必要になります。
  • 顎の骨が痩せている、弱っている方はできない場合もあります。
  • ある程度の治療期間を要します（3ヶ月～半年程度）。
  • 自費診療のため、高額な費用がかかります。

他の治療法との比較

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治療法 インプラント 入れ歯 ブリッジ
インプラントイメージ 入れ歯イメージ ブリッジイメージ
審美性 ◎ △ ○
噛む力 ◎ △ ○
口内衛生 優れる(手入れ要) 不衛生になりやすい 不衛生になりやすい
耐久性 優れる(手入れ要) 合わなくなることが多い 両隣の歯に負担
健康な
歯を削る		 なし なし 両隣の歯を削る
違和感 なし あり 少ない
顎骨が
痩せる		 なし 痩せる 痩せることがある
手術 有り(抜歯程度) なし なし
診療形態 自費診療 保険診療
（見栄えの良いものは自費診療）		 保険診療
（見栄えの良いものは自費診療）
治療期間 通常6～24週間程度 2週間～2ヶ月 2～3週間

当診療室でのインプラント治療の流れ

1.診査・診断

まずはインプラント治療で一番大事な診査、診断を行います
ここでCT撮影、口腔内写真、模型などを使い手術のシミュレーションを行います。

口腔内写真、模型などを使い手術のシミュレーション

2.一次手術

骨を削った場所にインプラント体を埋め込みます。インプラント体には蓋を取 り付け、粘膜を一旦閉じておきます。
※1回法で手術を行う場合は、この時に大きめの蓋を取り付け、お口の中にその蓋が見える状態で手術を終了します。

3.二次手術

一次手術の傷が治癒したら、粘膜を再度開いて、大きい蓋へと取り替えます。 （2回法を選択した場合のみ行い、1回法の場合では不要です）

4.仮歯装着

仮歯を作り、形態や装着感を実際に日常生活で使用しながら、使用感など本歯 を作るためのデータを収集します。
かみ合わせや強度など、使用感について医師と相談し・調整を重ねていきます。

5.最終的な歯の装着

仮歯の装着でのデータを基に、最終的に埋め込む歯の型を取り 、歯並びや色などの見た目など総合的な確認をしてから本歯を作成します。
完成した本歯を装着し、インプラント治療は完了です。

費用
手術費：15万円〜　/　かぶせ物（クラウン）：10万円〜（詳しくはご相談ください）

インプラント治療を考えているあなたへ

インプラント治療は非常に良いものであり、私も皆様の口腔内環境を良くする治療であると確信しておりますが、インプラントが必要ということは現実には歯を失っているという事実があります。
歯を失うには様々な理由があります。歯周病で失う方、虫歯で失う方、事故で失ってしまう方などありますが、ここで一番大事なことは出来る限り歯を失ってしまった理由を明確にしておくことです。
特に歯周病で歯を失った方には、残りの歯も歯周病の可能性も高いので、まずは徹底的にクリーニングを行っていき、歯を失った原因に対しての治療を行っていきます。
当診療室では、インプラント治療をすぐに行うのではなく、まずは口腔内の環境整備から行っていきます。

インプラント治療を終えたあなたへ

インプラント治療を行った方に限るお話ではないのですが、最低でも半年に１回の定期検査を推奨しております。インプラントもご自身の歯と同様なメインテンスが必要です。
詳しくは予防歯科のページをご覧ください。